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「おきたまネットワークサポートセンター」の環境変化への対応

宮原 博通

2010年07月31日

 自然環境も社会環境もその変化のスピードが増していく中で、私達を取り巻く生活環境には、より一層の逞しさが求められていますし、また2005年から人口減少社会に転じたことから、少子・高齢化社会が抱える課題も顕著になってきました。
 こうした社会環境の変化に対し、地域ぐるみで持続可能な社会の構築に向けて取り組んでいくことが行政や企業のみならず、特に市民団体やまた住民にとっても大きく求められていきます。

 すでに、地域の生活環境を創造し、維持していくことに労を惜しまず取り組んでいる市民活動団体としてのNPO法人や地域コミュニティの存在は、いまや持続可能な社会を構築していく上で不可欠であり、これからの社会機能構成上において、より一層求められていくものであります。

 一方で、多くのNPO法人や地域コミュニティはその活動を持続していく上で様々な課題を抱えています。
それらの課題の解決に向けて、中間支援組織の存在が必要となるわけで、その役割としては、

1.資源(人・モノ・カネ・情報)の活用支援  2.NPO間のネットワークの推進   3.価値の創出(提言・課題の解決策・研究etc.)  4.マネジメントのための人材育成などがあります。

 NPO法人が行政や企業などに対し"協働"のパートナーとしてその認識を高め、切磋琢磨の関係を確立していくためにも、NPO法人の自立が不可欠であります。
NPO法人には、協働関係を維持・構築していくための事業遂行能力、事務処理能力の向上も期待されるところです。

「おきたまネットワークサポートセンター」が果たす役割のなかで、NPO法人や地域コミュニティのより一層の活動に対し、まさに広義の意味としての需要と供給をコーディネートし支援する、ということがまず掲げられるのではないかと思います。

 自分の安全は自分で守る。地域の暮らしは地域で守る。と云われるように、そこに"現代の結い"ともいえる、従来の暮らしに立脚する新たな生活環境創造の必要性が再認識されるのではないでしょうか。

宮原 博通

宮原 博通

(有)地域環境デザイン研究所 所長

1945 年東京都台東区生まれ。
芝浦工業大学大学院工学研究科博士課程満期退学。日本建築学会会員。東北文化学園大学客員教授。専門は建築学、都市開発、地域計画。特に、都市や農村の活性化に向けた、事業計画の立案から実施に至るまでの事業のトータルデザインとプロデュースを得意とする。宮城大学事業構想学部教授時代に、山形県高畠町の自然の美しさと素晴らしい人々との出会いから、2002 年高畠町に移住。先人の知恵と大地の恵みをとりこんだ、自然体のまちづくりに取り組むかたわら、有機農法による野菜、米づくりも行っている。