山形県立置賜農業高校の農業クラブの面々が今、「宇宙教育プロジェクト」の一環に取り組んでいます。置賜農業高校が参加しているのはこのプロジェクトの一環である「宇宙大豆プロジェクト」。この取組には全国20の小中高校が参加しており、山形県からは置賜農業高校のほかに山形県立小国高校が参加しています。
国際宇宙ステーション「きぼう」の中で数か月間保管された川西町特産、紅大豆の種子をプランターに播種して、その生育の様子を農業クラブの男女4名が、今井吉紀先生の指導の下日々観察を行っています。観察の項目は「葉の数」「茎の長さ」「開花日」「花の数」などを、種子ごとに宇宙大豆と地球のものと比較しながら観察を行っていました。
現状の生育状況は地球のものと比較してもおおむね良好という事でしたが、7月初旬の暑い時期に葉っぱがしおれて落ちそうになったときは、大変心配したというお話でした。また、子どもたちのこうした研究や学習が農業を含む地域産業に役立てればという思いをうかがい知ることができました。
若い高校生たちがこの活動に取り組んだということは、彼らにとっても大きな財産となるはずです。ガンバレ置農生!!
尚、この宇宙大豆は、「み子ちゃん農園」として置賜農業高校で大切に育てられています。
(記事担当:島貫)
宇宙教育プロジェクトURL